Audacityとは?
まず始めにAudacityについて説明しておきます。
Audacityとは、Windows、MacOS等で使える無料のレコーディング・サウンド編集ソフトウェアのことです。
マイクからの録音はもちろん、カラオケ音源を取り込んだ上で、再生しながら歌を録音できます。
カラオケ音源と歌声を合成することも出来ますし、録音した歌声にエフェクトをかける事も可能な、優秀なソフトです。
しかも無料でダウンロードが出来るので、金銭事情の厳しい学生の歌い手さんや、とりあえず歌い手を始めたいって方などにも愛用されています。
とにかく、操作方法が非常に簡単でわかりやすいので、今回取り上げてみました。
>関連記事「歌ってみた入門の録音フリーソフト厳選3」Audacityをまだダウンロードされていない方は
こちらからダウンロードできます。
カラオケ音源を読み込む
Audacityをインストールしたら、Audacityを起動します。
そのまますぐに録音も出来ますが、今回は「歌ってみた」を作りたいので、ボカロオリジナル曲のカラオケ音源に合わせて歌を録音しようと思います。
まず最初は、カラオケ音源をAudacityに読み込みましょう。
ボカロオリジナル曲のカラオケ音源の入手法については、こちらの記事を参考にするといいでしょう。
>
関連記事「歌ってみたの曲選びと音源の用意、そして著作権」 Audacityを起動したら、左上の「ファイル」を選択。
上記の図のように、
「ファイル」→「取り込み」→「オーディオの取り込み」
を選択してください。
すると、音声ファイルを指定する画面が表示されますので、歌いたい曲のカラオケ音源を選択します。
今回は、僕が作曲と動画を担当した「
銀のLibra」を選択しました。
音源を取り込むと、下の図のように波形が表示されます。
※Audacityで取り込んだ音源が波形で表示される上記の様になっていれば、音源の読み込みは成功です。
録音の前に設定を確認する
録音の前に、音の出力と入力の設定を確認しておきましょう。
音を再生する「出力」は普段と設定を変えないのであればそのままで良いです。
試しに、先ほど取り込んだカラオケ音源が再生できているか左上の
緑の矢印を押して再生してみましょう。
ちゃんと聴けないときは、画像の
赤丸部分を確認してみてください。
音が鳴らない場合、
赤丸のプルダウンメニューから、出力を切り替えてみましょう。
※僕はオーディオインターフェイス「Scarlet 2i2」を選択また、入力についても同様に上の図の
青丸で囲った部分を確認してください。
準備は整いましたか?
それでは、実際に録音していきたいと思います。
Audacityで録音する
Audacityの録音の方法は非常に簡単です。
まず、出だしを揃えたいので念のために下図の
緑丸で囲んだ部分を押して、画面の赤いバーを先頭に必ず持ってきておきます。
これで、録音の準備は整いました。
赤丸の録音ボタンを押すと、読み込んだカラオケ音源が再生されながら、同期して録音が開始できます。
※赤丸を押すと、カラオケ音源が再生され、自分の歌声が別トラックへ録音されるAudacityは非常に優秀なソフトなので、取り込んだカラオケ音源を再生しながら、歌声だけ別のトラックで録音することが出来るのです。
自分が歌った歌声は、図のようにカラオケ音源とは別に波形が表示されながら録音されます。
特別な設定は不要なので、本当に簡単に録音が出来ますね。
歌ってみた後、間違えたり納得いかなければ、歌い直しが出来るようになっているのです。
歌ったけど全く録音されていない場合は、マイク入力の設定が間違っているか、マイクのスイッチを入れていないかだと思いますので、再度確認しましょう。
カラオケ音源も再生されない場合は、出力の設定が間違えていますので、出力設定を見直してください。
問題なく録音・再生ができる様であれば、ひとまず完成です。
歌い終えて、下の図のように曲と歌の波形が並んだと思います。
※カラオケ音源と、自分の歌の波形が並んだ再生ボタンを押して聴いてみて、これで問題なければミックスダウン(=カラオケと歌声の波形を合成する)の作業に移りましょう。
完成は近いですよ。
ファイルを書きだす
カラオケ音源と歌声は今のままだと、別々の音楽ファイルに分かれています。
これをひとつに合成するのがミックスダウンという作業です。
とは言っても、Audacityでは難しい設定をする必要はありません。
上記の図のように左上のツールバーから「ファイル」を選択してください。
「ファイル」→「書き出し」を選択することで、保存画面が現れます。
オーディオフォーマットは「WAV」が一番高音質ですので、WAVを選んであげましょう。
そして保存してあげることで、カラオケ音源と歌声が合成された音声ファイルが出力されます。
音声ファイルが書き出せたら、一度確認のために聴いてみましょう。
さて、これをいよいよ動画と合成すれば、ニコニコ動画に投稿する日も目前!
歌ってみたデビューも近いですよ♪
次の記事で、動画と曲を合成する方法について紹介します。
>>続きの記事を読む<<前回の記事を読むいつもニコニコ道具箱をご覧になって下さってありがとうございます。
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