用意するパソコンについて
パソコンは高性能の物でなくても構いません。
古いパソコンでも録音は可能ですので、まずはお使いのパソコンでやってみましょう。
ですが、
最低限インターネットに接続してあることが非常に望ましいと言えます。
録音・編集用のフリーソフトをダウンロードしたり、ニコニコ動画に投稿するためにも、インターネットに接続してあげてください。
あと確認事項になりますが、パソコンの
マイク入力と
ヘッドホン出力の場所は確認しておいてください。
マイク入力は下の画像のようなマークがついていることが多いと思います。
このマークは「
ステレオミニプラグ」という規格に対応したものです。
厳密には「
3.5mm径 3極フォーンプラグ」と言います。
必ず覚えておきましょう。
もし、万が一マイク入力が無くても、後で紹介しますがUSB接続できるマイクもあるので、マイク入力が無いからと言って歌い手を諦めたりしないでくださいね。
マイクのプラグについて
さて、本題の
マイクについてです。
色々な種類が売っているので、どれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
他のサイトでもマイクについて色々紹介されています。
ですが、「自分のパソコン環境で使えるか」疑問に思ったことはないでしょうか?
そうです。
マイクに使われている
端子は何種類かあるので、
間違って買ってしまうと接続できないのです。
始めてマイクを買うときは
プラグの種類を気を付けて下さい。
先ほどお伝えした
「ステレオミニプラグ」は、流通しているパソコンの多くで使えるプラグなので問題ありません。
※ステレオミニプラグ イメージただ、ステレオミニプラグにはひとつ
注意点があります。
パソコン側のマイク接続端子は「
プラグインパワー」となっており、マイクに電力を送る仕様となっています。
電力の要らない
ダイナミックマイクなどは、パソコンのマイク端子と
接続すると壊れてしまう可能性があるので、パソコンに接続するマイクは「
コンデンサーマイク」を選びましょう。
ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの違いについては後述しますが、
「
歌ってみたを価格が手ごろな機材で始めたい場合は、ステレオミニプラグに対応したコンデンサーマイクを選ぶ」
と覚えておきましょう。
もちろん今回、紹介するマイクは
パソコンに直接接続できるコンデンサーマイクを紹介していますので、初心者やパソコンに詳しくない方でも安心して使えると思います。
念のために付け加えておきますが、有名な歌い手さんなどが使用する高性能なマイクは、通称「
キャノンプラグ(=XLRタイプコネクタ)」や「
フォーンプラグ」と言われる接続端子を採用しており、この規格のマイクを使用する場合は別途「オーディオインターフェイス」を購入する必要が出てきますので注意しましょう。
>関連記事「おすすめのオーディオインターフェイスを使って歌ってみたに差をつける」>関連記事「人気歌い手が使っている有名な高性能マイクまとめ」※キャノンプラグ イメージ
マイクの種類
ここで、マイクの種類について紹介しておきましょう。
先ほども少し説明でお伝えしましたが、マイクには大別すると2種類あって、
ダイナミックマイクと
コンデンサーマイクがあります。
スペースの関係上詳しい説明は省略しますが、今後よりよいマイク選びの参考にするためにも知識として持っておくと良いでしょう。
ダイナミックマイク
- 電源が不要。
- 衝撃や湿気に強い。
- 音質的には中域が強調される。
- コンデンサーマイクに比べると感度は低い。
- プラグインパワーのマイク端子(パソコン)に接続は出来ない。
コンデンサーマイク
- 電源が必要。
- 音質は非常にクリア。
- 衝撃や湿気は苦手。(高品質な物ほど扱いが難しい)
- 拾音性能が高い分、生活ノイズを拾うこともある。
マイクに関しては一長一短なので、一概にどっちとは言えません。
特徴を把握したうえで、自分に合った物を予算と相談して選ぶといいと思います。
それでは、プラグインパワー(パソコンにつないで使える)とステレオミニプラグに対応しているマイクを厳選してピックアップしてみたので、参考にしてください。
SONY エレクトリックコンデンサーマイク PCV80U
SONY PCV80U ECM-PCV80U
一般的な形状のマイクなので、マイクを持って歌いたい人やマイクスタンドに挟んで使用することも出来ます。
さらに、卓上マイクスタンドと、USB接続の高音質Audio Boxも付属しており、パソコンにマイク接続端子がない人でもUSB接続して使用することが出来ます。
コンデンサーマイクでプラグインパワーのマイク端子(パソコン)とも接続が出来るので、環境を選ばずに使える反面、オーディオインターフェイスとの接続は出来ない。
また、Studio One Freeと言った一部の音楽ソフトでは認識してくれないこともあります。
ですが、ステレオミニプラグとUSB接続の両方可能なうえ、約3,000円前後で手に入るマイクとしては十分な性能なので、低コストで歌ってみたを始めたい人にはお勧め。
Tonor 高音質 コンデンサーマイク TN326
Tonor 高音質 コンデンサーマイク TN326
こちらもパソコンに直接接続できるコンデンサーマイク。
マイクの形状はSONYのPCV80Uと違って、高級なコンデンサーマイクを模した作りとなっているので、人と違ったものを好む方には良いかと思います。
卓上スタンドもセットされているので、スカイプなどでも使い易いと思います。
価格はSONYのPCV80Uより若干安くなっていますが、本体の性能自体は大差はない反面、ステレオミニプラグ接続の商品とUSB接続の商品のいずれかを選択する必要があるので、利便性は若干劣るかもしれません。
この商品もオーディオインターフェイスとの接続は出来ないので、オーディオインターフェイスを使った本格的な録音では使用できません。
とはいえ、コストパフォーマンスだけみればSONYのPCV80Uよりも安く、ほぼ互角の性能のマイクが手に入るので、ステレオミニプラグ(もしくはUSB接続)しか使わないと割り切れば、軍配はこちらに上がるかもしれません。
CLASSIC PRO CMU1
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CMU1
こちらは、日本のサウンドハウスというPA機器を主に扱っているショップのCLASSIC PROというブランドのコンデンサーマイク。
約6,500円前後と上の2製品よりも少しお高めの 値段ですが、USBで直接パソコンに接続できる本格的なコンデンサーマイクになります。
付属品としては、接続用のUSBケーブルはもちろん、キャリングケースやサスペンションホルダーが含まれているので、それを考えるとむしろ安い買い物の様に思えます。
マイク自体もボーカルやアコースティックギターのレコーディング用として開発されているので、クリアでクセの無いサウンドを実現しています。
様々なプロ用の音楽編集ソフトにも対応しているので、本格的に歌ってみたを続けていく人でも長く使っていけるのではないでしょうか?
USB接続オンリーなので、オーディオインターフェイスが不要なのも嬉しいですね。
ただ、必然的にマイクスタンドが必要になってくると思うので、+αの出費は必要になります。
Amazonでは取り扱っていないので、
サウンドハウスで購入する必要があります。
歌ってみたを始める方は学生さんが多いと思うので、出来るだけ低コストでコストパフォーマンスに優れたものを紹介しました。
続きの記事で録音するためのフリーソフトを厳選して紹介しましょう。
>>続きの記事を読む<<前回の記事を読む今回の記事は参考になりましたでしょうか?
結構高額の商品を紹介しているサイトもありますが、これから歌ってみたを始める人はまず「マイクとはどんなものか」を知る意味でも、低価格帯から手を出す方が良いと思います。
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念願の自分専用のパソコンがもう少ししたら届くので、前からずっとやりたいと思っていた"ニコニコに動画投稿"をしたいと思っています!!
このブログ、とても参考になるので読ませていただいたのですが、いくつか質問があります!!!長文になるだろうけど許してください(。-_-。)
この記事に書かれていたマイクのことについてなのですが、1つ目に紹介していた物と3つ目に紹介していたSONYの物で、悩んでいます!
ネットショップの画面も見てみたんですが、1つ目に紹介されていたマイクの方がたくさん評価もあって、いいかなーって思ったんですが、3つ目に紹介されていたマイクの方が値段が少し高いので悩んでいます…1つ目の方のマイクを使っていると書いてありましたが、実際のところどうなのでしょう?もう少し詳しく教えていただけると嬉しいです(。-_-。)!
あと、48Vファンタム電源ってなんですか?調べてみたんですけど、よく分かりませんでした…
あとあと、オーディオインタフェイスはなくてもいいんですよね?そんなに上の方は目指していこうとは思っていないので、"よりよく音をつくる!"みたいなやつはいらないかなー、と思っています…それでも大丈夫ですよね?
すごい長文になっていまいましたが…ごめんなさい!いつでもいいので答えていただけると助かります(。-_-。)!!