ボカロオリジナル曲のカラオケ入手方法
まず始めに、ボカロオリジナル曲を歌ってみる場合について紹介します。
そもそも「歌ってみた」をする場合、歌が入っていないカラオケ音源(=off Vocal版)が必要になってきます。
ボカロオリジナル曲の場合は比較的簡単にカラオケ音源が手に入るので確認しておきましょう。
多くのボカロPさんは、
piapro(ピアプロ)というサイトでボーカルが入っていないカラオケ(off Vocal版)を配信しています。
ニコニコ動画ではほとんどの場合、ボカロオリジナル曲の投稿者コメント欄にpiaproのカラオケURLが貼ってあると思います。
そのリンク先にカラオケ版を一般公開しており、無料でダウンロードできるようになっています。
piaproの登録は無料ですので、まずは新規登録をしましょう。
音源をダウンロードする
piaproの新規登録が済んだら、早速ボカロオリジナル曲のカラオケ音源をダウンロードしてみましょう。
piaproの検索窓でボカロP名や曲名を入力しても良いですし、ブラウザのアドレスバーへ投稿者コメント欄に記載されているURLを直接入力しても該当ページに飛ぶことが出来ると思います。
目当ての曲のカラオケ版(=off Vocal版)を見つけたら、その曲名を選択すると、下の画面の様になります。
ここで注目して欲しいのは、画像の
赤枠で囲った部分です。
ライセンス条件と言うものが設けられていますね。
これは、この楽曲を使用する場合の注意事項を示しています。
上の画像の例では
- 非営利目的に限ります
- 作者の氏名(sidё M)を表記してください
となっているのがお分かりでしょうか。
「非営利目的に限ります」とは、このカラオケ音源を販売したり、この音源を使った歌ってみたでCDを販売してはならないと言う事です。
この条件を守らないと
ライセンス違反となるので、注意事項は絶対に守りましょう。
逆に言うと、これらの約束を守れば、歌ってみたに利用しても構わないという事になります。
あとは、
ボタンを押すだけで音源が手に入ります。
ボカロPによっては、piaproでカラオケ版を配信していない方もいます。
その様な場合、オリジナル曲から特別なソフトを使ってボーカル除去して歌う方法もありますが、これは作品の改変にあたり、著作権にもひっかかる恐れがありますのでお勧め出来ません。
ボカロオリジナル曲で簡単にカラオケ版が手に入らない場合は、大人しく諦める方が良いと言えるでしょう。
一般のアーティストの曲の著作権について
ボカロオリジナル曲の次に人気なのが、J-Popやアニソン等のメジャーアーティストの楽曲です。
メジャーアーティストの曲をニコニコ動画といった動画配信サイトで歌っても著作権に引っかからないのか気になったので調べてみました。
結論から申し上げると、“歌える曲は限られるが、著作権に引っかからないものがある”と言う事になります。
ニコニコ動画は
JASRAC管理楽曲、
イーライセンス管理楽曲、
JRC管理楽曲の使用が許諾されていますが、その中に含まれている楽曲のカラオケ音源も自動的に許諾されているかと言うと、必ずしもそうではないと言う事になっています。
例えば、Aと言う曲が許諾されていても、Aのカラオケ版は許諾されていない場合がある、と言う事です。
※詳しくは
音楽著作物及び音楽原盤の利用に関するガイドラインを参照ください。
ガイドラインに示されているように、
- 株式会社EMIミュージック・ジャパン
- エイベックス・マーケティング株式会社
- ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社
- 株式会社ワーナーミュージック・ジャパン
- 株式会社ドワンゴ・ミュージックエンタテインメント
- balloom
- MOER
- 株式会社ランティス
以上の楽曲の
カラオケ音源のみ、歌ってみたで利用が出来るということです。
では、具体的にどのように調べるのかというと、
ニコニコ動画許諾楽曲検索
を利用します。
この検索ページでは、ニコニコ動画内で楽曲の使用が許諾されているものが検索できます。
そのなかの、自分が歌いたい曲のカラオケ版があるかを探してみましょう。
多くの場合は、
Instrumental や
off Vocal といったボーカルレスを示す表示をしていますので、必ず検索でカラオケ版があるかどうかを確認しましょう。
上記の著作権のことをしっかり守って、自分にピッタリの歌ってみた曲を探してくださいね!
まとめ
歌ってみたのカラオケ音源の用意の仕方と著作権は参考になりましたでしょうか?
ボカロオリジナル曲のカラオケ音源は
piaproから。
メジャーアーティストの楽曲で著作権に引っかからない曲の検索の仕方は
ニコニコ動画許諾楽曲検索からカラオケ版を検索。
ルールと規約を守って、楽しく歌ってみたライフを送ってほしいと思います。
次回の記事は、 録音するための準備として、マイクのことについてお伝えします。
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原盤許諾を受けている会社のCDだけ、音源として利用できます。カラオケ等は別音源になりますので、「カラオケで歌ってみた」等は別途許諾申請が必要(基本NG)です。