ついにSONAR X3が2014年1月末に発売！その機能と価格は？｜ニコニコ道具箱
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ついにSONAR X3が2014年1月末に発売！その機能と価格は？
Windowsネイティブ対応のDAW「SONAR」の最新版は、2013年11月29日に発表されたとおり、今までのCakewalkからTASCAMブランドとしてティアック社から発売されることとなりました。
2014年1月末に発売となった、SONARシリーズ最新版「SONAR X3」について今回はその機能と価格について紹介していきます。
※SONAR X3イメージ
SONARとは、Windows専用のDAW（デジタル・オーディオ・ワークステーション）として、日本国内外で知られる音声編集ソフトです。
日本に限って言えば、CUBASEやProToolsと並んで名の知れているDAWで、多くのDTMerが使用しています。
SONARシリーズの魅力の一つとしては、バンドルされているソフトウェア音源（インストゥルメント）やエフェクトが他のDAWに比べて圧倒的に多く、優秀なサードパーティ製のプラグインがDAWに含まれていることだと思います。
メジャーアップデートも他のDAWに比べると速いペースで行われており、常に進化し続けているDAWと言っても良いでしょう。
他のDAWで搭載されている新機能も取り入れる事にも積極的で、今までもAcidやLogic等の評価されている機能を自社製品に取り入れるなどしてきました。
SONAR X3のラインナップはX2の時と同様に、
の3バージョンが用意されています。
いずれもオーディオトラックやMIDIトラック数は無制限であり、Windows8のマルチタッチにも対応しています。
基本性能はどれも殆ど同じなので、能力自体の差はごく微小と言っても良いと思います。
ラインナップの比較としては、やはり搭載されている音源やエフェクトプラグインの数が焦点となってきそうですね。
>>公式HPでの性能比較<<
今回のバージョンアップで個人的に気になるポイントをいくつか紹介していきたいと思います。
先ほどお伝えしたとおり、SONARの魅力のひとつはサードパーティ製プラグインが同梱されている事ですよね。
また、インターフェイスやワークフローについても進化をしているので、そちらもチェックしてみましょう。
SONAR X3の最上位版であるPRODUCERには、あの世界中のミュージシャンやプロデューサーが絶賛する定番ドラム音源「XLN Audio Addictive Drums」がバンドルされることとなりました。
100種類以上のプリセット音色を収録し、どの様なジャンルにも対応出来る様、リズムパターンが3,000種類以上も用意されています。
こちらも、もともとはサードパーティ製プラグイン（実売価格16,000円前後）ですが、SONAR X3 PRODUCERであれば、最初から使えると言う事です。
これから、本格的にDTMを始めたい方にとっては、非常に魅力的なバンドル品となりそうです。
PRODUCERとSTUDIOにバンドルされているのが、オーディオデータのピッチ＆タイミング補正ソフト「Melodyne Essential」（実売価格で8,000円前後）です。
オーディオデータをピアノロール上に表示させてMIDIデータの様に扱うことが出来、ピッチの調整やタイミングの補正などを行えるため、VOCALOIDの調整やボーカルの調整に使っている方が多い有名なソフトです。
サンディエゴ、LAエリアで活躍するエンジニア、バーニー・トレリによって開発された、実用的かつ音楽的なアナログ・サウンドが人気のNomad Factryが提供する、エフェクトバンドルも同梱。
SONAR X3 PRODUCERとSTUDIOにバンドルされており、内容はダイナミクス・EQをはじめ、コーラス、フランジャー、オーバードライブなどのエフェクトを厳選して19種類収録しています。
ハードウェアの真空管アウトボードなどをベースに開発されおり、温かみのある音楽的なサウンドが特長で、CPU負荷が低い点もポイント。
高品位なリバーブプラグインであるBlue Verbも含まれています。
DAW備え付けのエフェクトプラグインとは別に、サードパーティ製のエフェクトが使えるので、後々の出費が抑えられるのも嬉しいですね。
新機能はプラグインだけではありません。
DAWそのものも進化しており、このコンピング機能もそのひとつ。
テイク・レーンを表示して、録音した複数のテイクの中からベストの部分のみをマウスで選択するだけの簡単な操作で、フレーズの合成が行えるようになりました。
選択した部分をDAWが自動的に繋ぎあわせて1つのトラックとして表示してくれます。
これは先日リリースされた、「CUBASE 7.5」のトラックバージョンを意識したものに思えますが、複数テイクを自在に組み合わせる事が出来るので、アレンジを変えたりする場合にも便利な機能と言えるでしょう。
最新版のSONAR X3では、さらにユーザーインターフェースが強化され、より使いやすく進化しています。
そのひとつとして、視認性を高める為のトラックごとのカラー設定がサポートされました。
また、ProChannelに搭載されているQuadCurve EQ の拡大表示機能も搭載されています。
EQモジュール部にあるボタンをクリックすると、EQカーブおよび各種パラメーターの大型画面が表示されるようになりました。
地味な様で、使いやすさを追求した結果が、このような視認性向上と操作性を高めた進化と言えそうです。
その他の新機能
SONAR X3の新機能を全てを紹介すると非常に長文になってしまうので省略しましたが、今回紹介した以外にも、SONAR X3には様々な機能強化とプラグイン追加がなされています。
等々、DAW本体の進化と、様々なプラグインの追加で、SONAR X3は非常に魅力的なDAWへと進化を遂げたようです。
今回のメージャーアップデートよりCakewalkからTASCAMブランドとしてティアック社から発売されることとなったSONAR X3シリーズ。
その性能はX2から確実に進化を遂げており、サードパーティ製プラグインも大幅に加えられたことによって、曲作りの楽しさ、面白さをより引き立ててくれる内容になったようです。
その中でも、とりわけ最上位版のPRODUCERのバンドル内容は非常に魅力的で、人気のドラム音源である「XLN Audio Addictive Drums」や、オーディオのピッチ＆タイミング補正ソフト「Melodyne Essential」、実用性にとんだエフェクトプラグインである「Nomad Factry Studio Mixing Bundle」が含まれており、非常にお買い得感が強いです。
これからDTMを始める方はもちろん、今使っているDAWからこれを機に乗り換えを考えている方には「SONAR X3 PRODUCER」がおすすめと言えるでしょう。
最後まで記事を読んで下さってありがとうございました！
少しでも、このブログを読んで下さっている皆様の役に立てればと思っております。
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2014年1月末に発売となった、SONARシリーズ最新版「SONAR X3」について今回はその機能と価格について紹介していきます。
※SONAR X3イメージ
SONARとは
SONARとは、Windows専用のDAW（デジタル・オーディオ・ワークステーション）として、日本国内外で知られる音声編集ソフトです。
日本に限って言えば、CUBASEやProToolsと並んで名の知れているDAWで、多くのDTMerが使用しています。
SONARシリーズの魅力の一つとしては、バンドルされているソフトウェア音源（インストゥルメント）やエフェクトが他のDAWに比べて圧倒的に多く、優秀なサードパーティ製のプラグインがDAWに含まれていることだと思います。
メジャーアップデートも他のDAWに比べると速いペースで行われており、常に進化し続けているDAWと言っても良いでしょう。
他のDAWで搭載されている新機能も取り入れる事にも積極的で、今までもAcidやLogic等の評価されている機能を自社製品に取り入れるなどしてきました。
SONAR X3のラインナップと価格
SONAR X3のラインナップはX2の時と同様に、
- SONAR X3 PRODUCER
（59,800円前後） - SONAR X3 STUDIO
（39,800円前後） - SONAR X3 ESSENTIAL
（19,800円前後）
の3バージョンが用意されています。
いずれもオーディオトラックやMIDIトラック数は無制限であり、Windows8のマルチタッチにも対応しています。
基本性能はどれも殆ど同じなので、能力自体の差はごく微小と言っても良いと思います。
ラインナップの比較としては、やはり搭載されている音源やエフェクトプラグインの数が焦点となってきそうですね。
>>公式HPでの性能比較<<
SONAR X3の新機能
今回のバージョンアップで個人的に気になるポイントをいくつか紹介していきたいと思います。
先ほどお伝えしたとおり、SONARの魅力のひとつはサードパーティ製プラグインが同梱されている事ですよね。
また、インターフェイスやワークフローについても進化をしているので、そちらもチェックしてみましょう。
Addictive Drums
SONAR X3の最上位版であるPRODUCERには、あの世界中のミュージシャンやプロデューサーが絶賛する定番ドラム音源「XLN Audio Addictive Drums」がバンドルされることとなりました。
100種類以上のプリセット音色を収録し、どの様なジャンルにも対応出来る様、リズムパターンが3,000種類以上も用意されています。
こちらも、もともとはサードパーティ製プラグイン（実売価格16,000円前後）ですが、SONAR X3 PRODUCERであれば、最初から使えると言う事です。
これから、本格的にDTMを始めたい方にとっては、非常に魅力的なバンドル品となりそうです。
Melodyne Essential
PRODUCERとSTUDIOにバンドルされているのが、オーディオデータのピッチ＆タイミング補正ソフト「Melodyne Essential」（実売価格で8,000円前後）です。
オーディオデータをピアノロール上に表示させてMIDIデータの様に扱うことが出来、ピッチの調整やタイミングの補正などを行えるため、VOCALOIDの調整やボーカルの調整に使っている方が多い有名なソフトです。
Nomad Factry Studio Mixing Bundle
サンディエゴ、LAエリアで活躍するエンジニア、バーニー・トレリによって開発された、実用的かつ音楽的なアナログ・サウンドが人気のNomad Factryが提供する、エフェクトバンドルも同梱。
SONAR X3 PRODUCERとSTUDIOにバンドルされており、内容はダイナミクス・EQをはじめ、コーラス、フランジャー、オーバードライブなどのエフェクトを厳選して19種類収録しています。
ハードウェアの真空管アウトボードなどをベースに開発されおり、温かみのある音楽的なサウンドが特長で、CPU負荷が低い点もポイント。
高品位なリバーブプラグインであるBlue Verbも含まれています。
DAW備え付けのエフェクトプラグインとは別に、サードパーティ製のエフェクトが使えるので、後々の出費が抑えられるのも嬉しいですね。
フレーズ合成をスムーズにするコンピング機能
新機能はプラグインだけではありません。
DAWそのものも進化しており、このコンピング機能もそのひとつ。
テイク・レーンを表示して、録音した複数のテイクの中からベストの部分のみをマウスで選択するだけの簡単な操作で、フレーズの合成が行えるようになりました。
選択した部分をDAWが自動的に繋ぎあわせて1つのトラックとして表示してくれます。
これは先日リリースされた、「CUBASE 7.5」のトラックバージョンを意識したものに思えますが、複数テイクを自在に組み合わせる事が出来るので、アレンジを変えたりする場合にも便利な機能と言えるでしょう。
インターフェイスの進化
最新版のSONAR X3では、さらにユーザーインターフェースが強化され、より使いやすく進化しています。
そのひとつとして、視認性を高める為のトラックごとのカラー設定がサポートされました。
また、ProChannelに搭載されているQuadCurve EQ の拡大表示機能も搭載されています。
EQモジュール部にあるボタンをクリックすると、EQカーブおよび各種パラメーターの大型画面が表示されるようになりました。
地味な様で、使いやすさを追求した結果が、このような視認性向上と操作性を高めた進化と言えそうです。
その他の新機能
SONAR X3の新機能を全てを紹介すると非常に長文になってしまうので省略しましたが、今回紹介した以外にも、SONAR X3には様々な機能強化とプラグイン追加がなされています。
- クラウドサービスなどWebとの連携を強化
- Lounge Lizard Sessionをバンドル
（PRODUCERのみ） - Strum Acoustic Sessionをバンドル
（PRODUCERのみ） - BiFilter2を追加
（PRODUCERのみ） - ProChannel Tape Emulatorを追加
（PRODUCERのみ）
等々、DAW本体の進化と、様々なプラグインの追加で、SONAR X3は非常に魅力的なDAWへと進化を遂げたようです。
まとめ
今回のメージャーアップデートよりCakewalkからTASCAMブランドとしてティアック社から発売されることとなったSONAR X3シリーズ。
その性能はX2から確実に進化を遂げており、サードパーティ製プラグインも大幅に加えられたことによって、曲作りの楽しさ、面白さをより引き立ててくれる内容になったようです。
その中でも、とりわけ最上位版のPRODUCERのバンドル内容は非常に魅力的で、人気のドラム音源である「XLN Audio Addictive Drums」や、オーディオのピッチ＆タイミング補正ソフト「Melodyne Essential」、実用性にとんだエフェクトプラグインである「Nomad Factry Studio Mixing Bundle」が含まれており、非常にお買い得感が強いです。
これからDTMを始める方はもちろん、今使っているDAWからこれを機に乗り換えを考えている方には「SONAR X3 PRODUCER」がおすすめと言えるでしょう。
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最後まで記事を読んで下さってありがとうございました！
少しでも、このブログを読んで下さっている皆様の役に立てればと思っております。
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